演奏曲のご紹介

英国式ブラスバンドによる東日本大震災復興支援チャリティコンサート
Brass for Japan 2023 ~横浜から元気を~

たくさんの方に参加申し込みをいただき、ありがとうございます。

演奏する曲をご紹介いたします。


1.Thunderbirds(サンダーバード)

「5・・4・・3・・2・・1・・サンダーバード・アー・ゴー!」

1965年から1966年にイギリスで放映された、スーパーメカを駆使して世界中の危機を救う
国際救助隊を描いた、人形劇のテーマ音楽です。

日本でも1966年から現在に渡るまで何度も放送され、いつの時代でも子どもたちの憧れを集めていました。

全ての世代におなじみのあのメロディで、Brass for Japan 2023のスタートです。


2.Circle of life(サークル・オブ・ライフ)

1994年公開のディズニー映画「ライオンキング」の主題歌です。
主題歌を手掛けたのは、イギリスを代表するミュージシャン、エルトン・ジョン。

絶望、希望、信頼、愛。
我々の全てを動かす、生命の輪廻。
大地と数多の生命を包みこむような、壮大なメッセージ・ソングを、ブラスバンドの響きでお楽しみいただきます。


3.El Camino Real(エル・カミーノ・レアル)

吹奏楽の巨匠、アルフレッド・リードによる、吹奏楽ファンにはおなじみの一曲です。

タイトルはスペイン語で「王の道」という意味を持ちます。

アメリカ・カルフォルニアにはこの名前を持った街道がいくつかあり、リードはこれらの街道からインスピレーションを得て、諸国の国王の行列の情景を思い浮かべながら作曲したそうです。

冒頭からスペイン風のエネルギッシュなメロディが展開され、急・緩・急のダイナミックな構成となっています。

吹奏楽では木管楽器が担当する早いパッセージを、英国式ブラスバンドでは金管楽器が担います。
その素早い指回し、瞬き厳禁です。


4.さくらのうた

さくらのうたは、「風之舞」などでも知られる福田洋介さんによって作曲され、2012年度の吹奏楽コンクールの課題曲に選ばれた曲です。

この曲ができるまでの軌跡を、福田さん本人が「さくらのうたができるまで」として発表されています。その内容によると、もともと「春」「さくら」をモチーフに作曲をはじめ、ほぼ完成が見えたころに、東日本大震災によって作業が一時ストップしてしまったそうです。

そしてそれをきっかけに、音楽で何ができるかを見直したとき、「うた」が必要だという結論に至ったということです。

そのエピソード通り、抒情的なメロディに和を感じるオーケストレーションが色を添える、日本の苦境にそっと寄り添うような名曲です。

吹奏楽界でも多くの人に愛されたこの曲を、英国式ブラスバンドで演奏します。


5.ふるさと

東日本大震災では、たくさんの人がふるさとから離れ、新たな生活を余儀なくされました。
12年の月日が流れ、ふるさとに帰ることができた方もいれば、新たな土地で人生を刻んでいる方もいらっしゃいます。

また、コロナの影響で長い間、ふるさとに帰ることができない時間を過ごした方も。

すべての人の心の中に、ふるさとはあります。
そして、ふるさとを思うとき、あのメロディを口ずさみます。

東京で活動する英国式ブラスバンド、コンクシェル・バンドが、長年に渡って演奏会の最後にアンコールで演奏してきたのが、この曲です。

今回はその曲をお借りして、この日に集まったメンバーで演奏します。


※一部予定を変更いたしました。


Brass For Japan〜横浜から元気を〜

英国式ブラスバンドによる東日本大震災復興支援チャリティコンサート

0コメント

  • 1000 / 1000